夕飯の後片付けをして、ガソリンランタンに火をつける。 ベッドをアイテムBOXへ収納して、シャングリ・ラでダブルベッドを検索する。 一番シンプルな何も付いていない、マットレスベッドが2万円で売っているので、それにした。 【購入】ボタンを押すと、ドシャ! とベッドが落ちてくる。ついでにダブルのシーツも購入――3000円だ。 羽毛布団もダブルがいるだろう――こいつも2万円だ。 ベッドメイキングをしていると、そこにアネモネが飛び込んだ。「ひろーい!」「ハハハ、森猫も一緒となるとデカい方が良いからな」 手足をバタバタとさせて、泳ぐ格好をしているのだが、彼女は泳げるのだろうか?「アネモネは泳げるのか?」「うん、少しなら」 まぁ、俺も少しだなぁ。最後に泳いだのっていつの事だろう? 会社の社員旅行で行った、ホテルの温水プールだったかなぁ……確か日光だったはず。 元世界で普通に生活してたら泳ぐ事なんて無いわなぁ。スイミングスクール等に通ったりしなければ。 ベッドを整えた後、アネモネに勉強を教える。 彼女が勉強している机をガソリンランタンが照らしているのだが――。 ホワイトガソリンは売っているし混合燃料は売っている、そして白灯油もある。高いけどな。 しかし軽油が無いんだよな。ディーゼルエンジンの重機を使うと燃料が高い。 計算すると、リッター2500円~3000円ぐらいだ。まぁリッター3000円として、重機は一日使うとタンクが空になるから――タンクが60Lだとすると……。 1日18万円! 高! 燃料代で破産するわ。 大型重機だと400Lは入るから、1日120万円かよ……。 なんとかならねぇ~かな? そもそも重機を使うなって話もあるんだが――。 でも、こんなの手作業で、やってられるかよ! せっかく文明の利器があるんだ、使って何が悪いのか。