5つ星のうち 3.0著者の独身コンプレックスからの視点
投稿者 とと子 投稿日 2016/5/18
形式: 単行本
酒井さんの本は未婚者ならではの隣の芝生は青い的な内容が多いと感じます。
こういうのって五体満足な健常児が流産も死産もなく順調に生まれ育って、病気や事故や自殺もなく親より長生きする「前提」でしか比較してないのが薄っぺらいな・・・と思ってしまいます。
そうじゃないケースも多々あるのに・・・経験がない人はそういうのは眼中にないんでしょうね。
現在は身寄りがなくても民間やNPO等の「身元保証サービス」が充実してきてるので(イオン等も参入)、入院・施設の手続き~日常サポート~葬儀・納骨・死後手続まで全部してくれるので、子供という物質に執着しなくてもお金を準備し契約しておけば過剰な心配は不要と思います。(子や親戚がいても頼りたくない方の利用も多いそうです)
また、スマートコミュニティ稲毛、シェア金沢など充実したCCRCも増えているので、元気な内にそういう所に入れば同じ境遇の仲間もたくさんできて明るい生活になるでしょう。(スマートコミュニティ稲毛の入居者は7割が単身者だそうです)
たとえ老後のために子供を作っても、障害児が産まれたり、絶縁になったり、先立たれたりと計算通りに行かないこともあるし、今の若者が高齢になる頃には更に多様な住まいの形や福祉サービスが充実してるでしょうから、子供がいてもいなくても、貯金や情報収集、豊かな人格形成や人間関係など日頃から大切に生きていくことが大事かなと思います。