田中さんがいらっしゃると現場が明るくなる――ひかれ合っていく2人として共演を果たしました。優しくて、温かなオーラを持つ夏目、父親から譲り受けたラーメン屋を一人で切り盛りする木帆。お互い、役柄にピッタリだなと感じることはありましたか?田中「紗絵ちゃんはめちゃくちゃ華奢だけれど、内側にすごく力強いものを持っていて。お芝居も上手だし、木帆が力強い女性として見えるのは、紗絵ちゃんご本人が持っているものも影響していると思うんです。撮影終わりにみんなで一緒にお肉を食べに行った日があって、『ニンニクのタレをつけるか、どうするか』という話になったときに、紗絵ちゃんが『ニンニク行っちゃいますか!』と気持ちよく言ってくれたのが、すごくうれしくて(笑)。『ニンニク臭もみんなですれば怖くない』という雰囲気になり。さっぱりとしていて、木帆役にはぴったりの方だなと思いました」岡崎「あはは! ありました、ありました。田中さんが『みんなでご飯行こう!』と誘ってくださったんです。ラーメン屋さんの撮影後だったと思いますが、その周辺のステーキ店を調べてくださって、みんなでワイワイと“ごちに”なっちゃいました(笑)。田中さんは撮影の初日からフランクにお話をしてくださって、同じ目線で話してくださるし、撮影の合間に見せる素顔もテレビで拝見しているイメージのまま。田中さんがいらっしゃると、現場が明るくなるんです。いつの間にか周囲に人が集まるようなところは、夏目さんそのもののようですね」田中「本当に!? 僕はいつも、現場ではチームワークを何よりも大事にしていて。人と関わっていくことって大変なことでもあるけれど、作品づくりにおいては絶対的に大切なことで。でも今回は今泉監督のオリジナル作品だし、『監督の言うことをしっかりと聞いていこう』と自分自身をひっそりと隠していたんだけどなあ(笑)」