ベスト4 四投手の扉絵
幻惑(トリックスター)向井
怪物(モンスター)降谷
天才(ジーニアス)天久
王様(キング)成宮
第40話/スタンス
前園「コフゥゥ」
天久(怖っ・・)(すげぇ圧力・・)
天久(顔の暴力・・顔面圧)(顔は口ほどにものをいう・・)(つーかさ)
天久(この男 一人で)(青道の顔面偏差値下げまくってね?)
アナ「ストライーク バッターアウト」「5番6番を連続三振」
観客「エンジンかかってきたか」「天久光聖」
アナ「7番レフト結城君」
天久(貫禄ある1年生だなぁ)(顔面偏差値も悪くない)(じゃあ中身は)
アナ「初球カーブ打ち上げたぁ」
天久(駆け引きもくそもない)(撒き餌に食いつくブンブン丸)
結城(甘めのボールに気が逸った)(未熟者・・)
アナ「ショート安達が掴んでスリーアウト」「この試合初めての三者凡退」
沢村「むむむ」
瀬戸「次だぞ!次ぶちかませ!」
アナ「徐々にその実力を発揮し始めた」「三高エース 天久光聖!!」
田原(ようやく上がってきたな)
アナ「味方の反撃を待ちます!」
市大部員「ナイスボール!」「しゃあ」
九鬼「スゲー」「あれ投げるの勇気いるよな~」
デカ女記者「基本 バッターを見下しているというか」「リードされているにもかかわらず どこか余裕めいたものを感じますね」
オッサン記者「あくまで自分は投手」「得点は打者が取ってくれる」
オッサン記者「どこかそういう割り切りを感じるな」「すでにプロ投手のような雰囲気があるというか・・」
向井「俺は嫌いですね ああいう自己中型」
雷に打たれながら驚いて向井を見つめる乾
147 :名無しさんの次レスにご期待下さい@\(^o^)/:2016/06/27(月) 16:52:41.89 ID:tlicNspu.net[2/2]
川上「次は4番の星田からだな 一発 気をつけよう」「わかってると思うけど」
東条「まず一つな!」
金丸「楽にいこーぜ!降谷」
前園「必ず追加点とったる!!」「とらないかん気がするんや」
沢村「準備はできてる」「いつでもいくぞ!!」
御幸「さあいくぞ!!」
?「変化球決まるといいな~」
アナ「ストレートで押し切りライトフライ!!」「ここまでは4番 星田を完璧に抑えています」
観客「おっしゃあ来てんじゃね?」「降谷もそろそろ頼むぜ」
御幸「・・・・」
観客「求めてるのは甲子園の投球!!」「奪三振ショー!!」
青道マネージャー「今ので80球目・・」「多い・・ですよね」
落合「多いな・・意味のないボール球が」
カルロス「この回 変化球多いな」「でもストライク取れてねーし」「ここまでよく0点に抑えてるよ」
多田野「選抜での投球 あれを見た時は背筋が寒くなりました・・」「夏・・この投手を攻略しなきゃいけないのかと」
成宮「・・・・」
多田野「でも 今は天久さんと真逆」「どこか投球に余裕がない」
多田野「まるで全ての打者を力で捩じ伏せようとしてるような・・」
アナ「ボール」「フォア」
観客「あ~せっかく先頭を打ち取ったのに」「ここでの四球 勿体ねぇ」
カルロス「乗り切れねぇな・・」
白河「守る側もきついよ」「このムラッ気は・・」
倉持「ゲッツーとろーぜ!」「低めにひっかけさせてヒャハハ」
向井「あれだけの球持ってたら もっと簡単に打ち取れるんっじゃないの?」「なんか色々もったいないなぁ」
乾「せめて一つでも軸にできる変化球があればな・・」
向井「もういっそ全部ド真ん中で勝負すれば?」「投手としてなんの魅力も感じないけど」
成宮「リードしにくそうだな一也の奴・・」
多田野「・・はい」「あれだけ変化球が外れてれば狙われますよ」
成宮「秋大の俺もあんな感じだったか?」
多田野「え?」
成宮「独りよがりで」「余裕がなくて」
多田野(め・・鳴さん・・)
成宮「ここからだとよく見えるもんだな」
前園「スチール」
アナ「左中間ー」
アナ「スタートを切っていたランナーは」「一気にホームへ」
アナ「キャプテン安達の一振りで」「1点を返した市大三高ー」
ついに不調の降谷が捉えられた。青道リードは残り1点ー。
次号休載