弘法大師 紺紙金泥肉筆 摩訶般若波羅蜜多心経 古筆了伴極メ札
商品について 御紹介の本作は弘法大師(空海)紺紙金泥肉筆の御品となる現存極めて稀なる「摩訶般若波羅蜜多心経」で別名「隅寺心経」と呼ばれ、高野切のように五行程度に裁断されて保存されたものでは無く、隅寺心経全部が保存された御品として類希有なる無二物宝物名品となっており、古筆十代了伴の極メ古札が落款 割印伴い保存状態麗しく、共に現存されており、この了伴古札は資料掲載の東京国立博物館及び出光美術館などにも現存する古筆了伴の稀少な正真極メ札となっています。
本作は紙本紺紙に一行ずつ本銀線を内側に、外側に本金線を引き枠には本金彩・銀彩にて霞に木の葉が降る雅なる絵付けが施された中に摩訶般若波羅蜜多心経が追随を許さぬ達筆なる本金文字にてしたためられており、奈良時代後期から平安初期にかけて隅寺にて和紙に墨にて毎日数百枚したためられたと云う墨書きの心経さえも数口しか悠久の時を経て現存されておらず、まして本金文字を用いた時の天皇への御捧げものとして宮廷の中に招かれてしたため贅の限りを尽くし描いた究極の御筆であり未来永劫末代に伝えんとされた雅味あふるる逸品となっており余白に僅かに見られる紺紙の擦れさえも古筆了伴が加筆(補修)された旨さえも丁寧に古札表紙に添え書きされる処の我が国における唯一の弘法大師肉筆「摩訶般若波羅蜜多心経」隅寺心経となっています。
※御覧の様な美しい誂え額に収められたよくぞ遺されたと感嘆せらるる保存状態の良い奇跡の御品となっています。
※断片となる高野切の御品の国宝指定品が多数存在し稍時代の下がる平清盛がしたためたと推察される紺紙金泥経の断片も国宝指定となっており完品となる本作は更に稀少な文化財であると思われます。
寸法 額:約46.5cm×約81cm
書:約29㎝×63㎝
付属品、その他
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