その晩、セカンドの部屋をウィンフィルドが訪れた。 気合の入ったネグリジェを一目見て、セカンドは彼女の覚悟を察する。 二人ベッドに腰かけて、沈黙が流れる中。セカンドは彼女が性欲を恋愛感情と誤認し暴走しているわけではあるまいかと過去を何度も何度も反芻したが、最終的には「やはり彼女からの度重なるアプローチは本気だったのだ」と結論付けるに至った。 むしろ、彼ももともと吝かではなかった。「そういうとこ、わりと好きだぞ」だなどと言って思わせぶりな態度をとって見せていたのも、更なる深い関係を期待してのものだったのだろう。 そして、最終確認を。 至近距離で見つめ合い、理解した。彼女の表情は本気も本気だった。 セカンドが顔を近づけると、ウィンフィルドは目をぎゅっと瞑り、小動物のようにふるふると震える。 ご褒美はまた別に用意しないとな、と。そんなことを考えながら、セカンドはその震える体を優しく撫で、ゆっくりと……「……あっ……」< 続きは✝楽園✝で! >