いつまでも続く苦しみを、自分から受け続けるのは辛すぎました。今すぐにでも弱音を吐きたい、ギブアップしたいという思いが、頭の中でどんどん膨らんでいきました。「出したい?」と、いきなりご主人様が言いました。力が入って硬くなったお腹に指を押し込んで、できない排泄を促しながら、です。「出したいよね? 苦しいよね? 全部はき出して、楽になりたいよね?」 その言葉は、とても魅力的でした。 甘い誘いに負けないように、私は血が出るくらいに唇を噛み締めました。そうしないと、すぐにでも誘惑に乗ってしまいそうだったんです。「辛いよね。さっきまで幸せそうに笑顔を浮かべていたのに、一瞬でたたき落とされちゃったんだから。今の君は理不尽な苦痛に包まれて、声も出せずに苦しんでいる」 私を揺さぶる言葉に、胸が苦しくなりました。こらえていた涙が目の端からあふれ、筋を作りながら流れ落ちていきました。今にも裂けそうなおしりの穴に意識が集まって、痛みをより強く感じるようになりました。 また、お腹がねじ切れそうな便意に負けて、スティックを出そうと息んでしまいました。ズルンと肛門がめくり上がり、黒い棒がゆっくりとおしりからはき出されていきました。 その時です。 内側から擦られたおしりに、かすかな快感を覚えました。