「俺は、これから先、ずっとお前と生きていく! 一緒にいて、俺はお前を本気で好きになる! で、最後にはお前が全力で笑えるくらいに幸せにしてみせると誓う! そしてもしこの世界で死に別れて、新たに転生したとしても……俺はお前を見つけ出して、ずっとそばにいる! そうしてずっと一緒に、世界樹と世界を守って行こうっ、デミウルゴス!」 もう自分でも何を言ってんかよく分かんなかった。 たぶん、色々と支離滅裂だ。 言いたいことを全部ごった煮にして出来た言葉が、これ…… 誰かと付き合ったことのない俺が、かっこいい台詞なんて言えるわけなとは分かってても、もう少しどうにかならなかったのかと、羞恥で顔が熱くなる。 実際、デミウルゴスは俺を見上げてポカンとしていた。 だが、ハッとしたように我に返ると、そっと声を掛けてきた。「……旦那、様……それは、つまり……我の想いに……」「ああ。俺はお前の気持ちを、全部っ、受け入れる!」「っ!」 その言葉を聞いたデミウルゴスの瞳から、ポロポロと涙が溢れ出した。 腰に回された腕がほどかれ、彼女の小さな手が俺の頬を両手で優しく包む。 つま先立ちになったデミウルゴスは、顔を近づけてきて、「ああ……旦那様よ。ついに、我の想いを受け止めてくれるのじゃな。その言葉は、偽りではないのじゃな」「ああ。俺は覚悟を決めた。俺と夫婦一緒になろう、デミウルゴス」「~~~~~っ!」 きっと、一緒にいる時間を共有することで、俺はデミウルゴスを、好きになる。 いや、もう俺は、こいつを好きになりかけているんだと思う。 過去には俺と全力で力をぶつけ合い、目覚めてからは、真っ直ぐな気持ちを向けてくる彼女。 なぜ、デミウルゴスがここまで俺を好きでいてくれるのかは、正直なところ分からないし、こうなった切っ掛けの記憶も俺にはない。 だが、それでも今、俺の中にはデミウルゴスに対する確かな好意の芽が、花開く瞬間を待っているような気がした。 たぶん、あと少し……心の花が咲くまで、さほどの時間は掛からない。 記憶を取り戻すよりも先に、俺は『また』彼女を本気で好きになる。 そんな未来が、俺には容易に想像できてしまった。「っ、旦那様……っ!」「え、ちょっ、うわぁ?!」