朝六時前に起きる
一日のリズムから考えると、朝は六時前のヴァータの時間帯に起床するのが理想的です。心や身体が活発に動いている時間帯に起きることで、気持ちよく一日を始めることができ、排泄が鈍くなってしまいます。“早起きは三文の徳”とは、まさにその通りなのです。
朝は“得るより捨てる時間帯”と覚えておきましょう。これは、夜中の二時から六時の間に老廃物が然るべきところヘ運ばれるため、朝は排泄や浄化に適した時間となるからです。身体から不要なものが自然に排出されるこの時間帯に、舌を掃除し、排泄をすませ、爪を切り、シャワーを浴びて皮膚表面の汚れを落とし、瞑想によって心のストレスを解消するなどして、朝を気持ちよく迎えることができると、快適な一日をスタートすることができます。