写真Bの和菓子の場合、店舗として顔になる部分に巨大な2本の柱と、それよりは少しだけ細い柱が1本の合
計3本の大きな柱が店舗とお客様側を分断するように立ちはだかっている。この大きな欠点をうまくデザイン的に解決することが、この店舗のデザイン成功への第一ステップであった。解決策として考えたのは、左側にある3本目の少し細い柱を、光の柱(看板)にすることであった。このデザインにより、重い柱が明るく輝き、非常に軽快な表情になり、結果として柱の存在が消滅し、お客様にとって雑多なショッピングモールの中で、この店の存在を適切に認識できるようになった。