2〉再発予防にかかわるモニタリングと介入
精神の安定 夜間眠れるようになる 不安の軽減ができる 喫煙本数が減る 言動が穏やかになる 表情が明るくなる
〈2〕病識がもてる 自分の病気について認識できるようになる
(㊀)服薬の継続や副作用の理解 規則的に服薬できるようになる 薬剤の副作用に気づくことができる 薬の必要性が理解できる 頓用薬を適切に飲めるようになる
〈4〕訪問看護師への相談 悩み事を話すようになる
症状の内容を語るようになる
生活上の困り事が生じたときに助けを求め
ることができる
(已)訪問看護の受け入れ 他者に対する気配りができるようになる 訪問看護師を受け入れるようになる 訪問看護を楽しみにとらえるようになる
(已)心身の異常の早期発見 早期に受診をさせることができる 早期に入院をさせることができる 身体的な変化を早期に発見できる 精神症状の悪化を早期に発見できる 症状悪化の早期発見ができるようになる
(フ)他職種との連携 必要なときに他職種と連携を図ることがで きる
(日)回転ドア現象の防止 再入院のときの入院日数が減る 再入院しなくなる
氺これらの達成がより安定した在宅での生活を支える基本的なものになる.
3〕疾病に対する家族の理解
家族の病気受容 家族が本人の病気を認識できる
家族が有効な情報を提供するようになる
家族間調整を図ることができる
家族の不満,ストレスが軽減できるようになる
家族が強いストレス状態に陥ると,患者に対する感情表出も激しく ’高 05:ト丨油6乂口!'655“已腦如!!),動揺する.これが,症状の再燃や増悪の大きな要因にな るといわれている4.家族の疾病に対する理解は,患者の在宅での生活の基本的なもの となる.
資料/平成16年度育森県立保健大学健康科学特別研究精神科訪問看譲における生活機能,症状アセスフ ン卜ツールの開発一精神科訪問看護の特徴と効果