ト・ヴィヴァースに話を聞いた。「『ホース アンド キャリッジ』は、コーチというブランドのルーツにちなんだアイコン。僕自身も、ファーストコレクションに取りかかるときから、ずっと憧れてきたアーカイブ要素のひとつで、実際に過去のコレクションでフィーチャーしたこともあった。例えば、大きく引き伸ばしてTシャツのグラフィックプリントにしたり、金具のデザインに取り入れたり......というようにね。このプリントについては、そういう流れを経て、自然にこの開発へとたどり着いたといえるね」「ホース アンド キャリッジ」には、時代によって少しずつディテールやバランスの異なるいくつかのバージョンが存在するが、今回のリニューアルではアーカイブのデザインを使うのではなく、一から考案。「より理想のフォルムにするべく、馬車の大きさや、細かいディテールま