高速道路は便利だが、普通の道路と比べると運転が単調になるので、長時間走っていると眠くなる。スピードが出ているので、ちょっとした不注意で大事故が起こることがある。運転手もほかの人たちと楽しく話をしながら運転できれば、そんなに眠くなることはないかもしれない。だが、運転中は前を見ていなければ非常に危険だ。ほかの人が寝てしまって、目的地に着くまでずっと一人だけ起きているのもつらい。いけないと思っても、ついうとうとしてしまう。
たいていは事故を起こさないように、眠くなった時には運転を途中で代わってもらったり、休憩をとったりする。しかし、近い将来にそんなことは必要なくなるかもしれないらしい。
SF映画などでは見たことがあると思うが、自動車の自動運転を研究が現在進められている。この技術を使えば、高速道路では入口から出口まで運転手が何もしなくても走ってくれる。周りの車との距離をセンサーで測って衝突しないようになっている。出口に近づいたら運転手に知らせてくれるから心配いらない。もちろん走っている間にトイレに行きたくなったら、一番近くの休憩所に入ってくれる。
例えば、夜に九州を出発して、一晩中高速道路を走り続けて東京まで行く時にも、みんなぐっすり寝ていれば疲れることはないだろう。しかし、あなたはそんな車でぐっすり寝ることができるだろうか。いくら安全だと言われても私にはそんな勇気はない。