うとうと仕掛けた頃、あかねさんが涼太に体をくっつけてきた。「ん?、どうしたの??」「奥の人たちがこっちに迫ってくるのよ。狭くて」「じゃあ、くっついてもいいよ」「うん、ごめんね」あかねさんは、涼太の方を向くと胸に頭を押し付けてきた。手が邪魔なので、いつの間にか腕枕するような形になった。コレじゃ恋人同士の添い寝みたいだ。あかねさんの髪の匂いを嗅ぎ、背中の柔らかい感触を確かめていると、スパッツに包まれた太ももがゴソゴソと動いて涼太の股間を刺激した……やべっ、立ってきた……あかねさんに気づかれてないよな……自分の太ももやジュニアが服越しにあかねさんの太ももに当たるため、とても寝るどころではない。……と、あかねさんが「トイレ」と小声で言った。「うん」……「ねえ、怖いからついてきて」「えっ」まあ、寝床で会話するわけにも行かないので、ハシゴを降りて山小屋の外に出た。人いきれで生暖かい寝所と異なり、まるで初冬のような冷気が体を包んだ。山小屋の利用者たちは、深夜に起床して登山する者が多いのか、回りには誰もいない。「すごーい、星が降ってくるようだ」「本当だ。」都会では見ることがない、空一面の星。先輩の彼女と見ているのが不思議な感じだった。あかねさんは肩を寄せて耳元で囁いた。「あの……もしかして、大きくなってません??」「何が??」「涼太さんの……アレ」「えっ、あっ、すみません」「んんん。でも、こんな山の中で……どうしたの」「…………」「何かしゃべってよ。怒ってないから」涼太は「実は……」と話しだした。先輩たちと別行動を取るようにしてから、岩場を先に上るあかねさんの足、そして山ガールのミニスカートの裾から見える尻に目がいってしまった。更に、ザックの紐で強調された大きな胸の形もたまらない。そして、それを目に焼き付けた状態で、その太ももにジュニアが擦られて、勃ってしまった……と。挿絵(By みてみん)(image)「もう、エッチ。飢えているんだね」「だって、あんなにくっついていたら……」「だったら……抜いてあげよっか」「えっ」「手だったらいいよ。私のために登頂できなくなって……お詫びも兼ねて」「でも、どこで??」「そこの物陰で」物陰に移動して、ズボンの上からジュニアを撫でられたが「やっぱり寒くなってきた……」さすがに、この寒さでは縮こまってしまう。残念だけど、山小屋に戻ることにした。狭いスペースに抱きあうような形で横になると、あかねさんはジュニアをそっと撫でてきた。「ちょっと……」「ふふふっ」「ひどいよ……もうっ」涼太はスパッツの上からあかねさんの太ももを恐る恐る撫でた。と、あかねさんはこくんと首を縦に振った。スパッツのつるつるした感触の奥から、暖かく汗ばんだ気配が伝わってくる。スカートを捲り、お尻を触ると「ぴくっ」と体を動かした。不完全燃焼ながら体をまさぐりあっている内に軽い眠りについた。深夜0時。周囲から聞こえるざわめきで目を覚ました。同室の女性たちも起き「すみません」と涼太たちに声を掛けて荷物をまとめ始めた。廊下から聞こえる靴音や話し声が次第に大きくなり、同室の女性も「お先に」と出ていった。「やっと広くなったね」あかねさんは奥の方に少しだけズレた。「うん……体がこわばりそうだったよ」「ねえ、太ももが凝っているの……ちょっと押してもらっていい??」「どこ??」「ここ」とあかねさんが指し示したのは太ももの内側。マッサージを始めると、確かに少し凝っている。最初はちゃんとしたマッサージだったのだが、回りが静かになるとともに、次第に涼太は図々しく股間の付け根まで揉みほぐし始めた。「ねえ……何かその気になりそう」「えっ」「回り……どうかな……見て」涼太がカーテンを開けて回りを見ると、下の段、向かい側はもとより、周囲の寝床のカーテンは開け放たれ、廊下に乱雑に脱ぎ捨てられていた登山靴も見当たらない。遠くの寝床の前に数足並んでいるだけだ。「回り全然いないよ……」「うん……本当だ」あかねさんも廊下を見渡して言った。「あの……彼には内緒にしてもらえますか?」「もちろん」カーテンを閉めると、あかねさんが覆いかぶさってきて、唇を押し付けてきた。富士山では歯磨きができないため、多少口臭がした。あかねさんも気がついたのか、キスはすぐに終わった。あかねさんはザックからウエットティッシュを出し、手を拭いた。更に「いい?」と聞いたかと思うと、涼太のズボンとパンツをずり下げた。ジュニアは天を仰いでいた。カーテン1枚で廊下と仕切られているだけなのに……「暗くてよく見えないけど、すごい……拭いていい」「うん」ひんやりとしたウエットティッシュで拭かれた後、横座りしたあかねさんは手でしごき始めた。表情は分からないが、程よい握り加減が気持ちいい。涼太はあかねさんの脚を撫で、ムレムレになっている股間の合わせ目を手で押した。「んっ、んくっ」あかねさんは鼻を鳴らした。「ちょっと……だめ……ねえっ」この股間の奥に先輩の肉棒を咥えこんでいるのか……ちょっと妬けた。で、突然気持よくなってきた。「あかねさん、出そうです」「う、うそ……ちょっと待って。ねえ、待ってよ」「出る、出る……ううっ」涼太のジュニアからは白濁液がどくどくと放たれた。初めはウエットティッシュで受け止めていたが、途中で手で受け止めてくれた。「はい、ティッシュ」「ひどいよ……ねえ」 「あかねさん??」「ちょっと……欲しかったのに」「えっ、欲しいって……それは先輩に悪いよ」「だって、結婚したら浮気できなくなるでしょ。あの人独占欲強いし」……確かに