“三百二十三日目”
朝練の時から鬼若に鎖付き鉄球の扱いについて教えていく。
そのついでにオーロとアルジェント、それからオプシーの相手も並行して行った。
日々成長していく子供達を見るのは良いもんだ、と再確認しつつ地面に転がしていく。
昼になれば姉妹さんのところに手伝いに出向き、午後には鍛冶師さんと違って一段落ついた――素材開発はともかく、鍛冶本番は鍛冶師さんと鍛冶長ドワーフ達の独壇場なので役割を終えている――錬金術師さんのところで新薬を考える。
夕方になれば少々影の薄い女騎士や今日も元気な赤髪ショート達とまた訓練し、夜になればドリアーヌさんからマッサージを受けた。
ドリアーヌさんのマッサージテクは以前よりも鍛えられており、短時間で極楽に達してしまった。
温泉にドハマりした父親エルフが風呂上がりによくドリアーヌさんのマッサージを受けているのも、頷けるというものだ。
スッキリして、また温泉に入りたくなる。
その他にも準備を勧めつつ、平和は一日だったと言えるだろう。
英気を養うには、こんな一日も必要だ。