もう一人のあたしの今の気持ちはあたしには分かる。あたしだってもう一人のあたしがどこかに行っちゃうじゃないかって不安になることもある。でもあたしたちはおんなじあたし、もとは一人だったあたしなんだから離れる事なんてありえない。多分あたしたちは死ぬまで離れることは出来ないんだろう。あたしたちが今も同じ不安があることが分かって、あたしたちは逆に安心した。どこまで行っても、あたしたちはあたしたち。それは絶対に変わることはない。「「んっ…」」そのままあたしたちは再びキスをした。湯船の中で互いの存在を確かめるように抱き合いながら。余りにも湯船のの中で長い時間キスしてたから、あたしたち二人とも完全にのぼせちゃった。くらくらする頭とふらふらになった身体ででどうにか身体を拭いて、お互いに肩を貸し合いながらベッドへと向かってそのままあたしたち二人とも目を回して倒れこんだ。あたしたち二人とも全裸だったから、同じあたし同士仲良く風邪をひいたのは当然だった。