IDSの コアコンポーネントは、産業界や企業間の情報交換を 安全に行うために、必要な機能と適切なセキュリティレベルを提供する必要があ る 。そのため、コアコンポーネントの認証は、 相互運用性 とセキュリティに重点を置き、その開発・保守プロセスの強化を目的としてい る 。参加者 への証明書発行の場合 と同様に、 IDSのコアコンポーネントについても 、 マトリックス で示される評価 方式が 下表の通り定義されてい る 。これにより、中小企業に適した低い参入障壁と、高い情報セキュリティ要件に対応した拡張性のある認証が保証され る。以下、 図表 5-53の縦軸及び横軸で示されている評価レベル及びセキュリティプロファイルについて概説する。