① 基本姿勢をとる
・椅子に座る(背筋を軽く伸ばし、背もたれから離して)
・お腹はゆったり、手は太ももの上、脚は組まない
・目は閉じる(開ける場合は、2メートルくらい先を見る)
② 身体の感覚に意識を向ける
・接触の感覚(足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど)
・身体が地球に引っ張られる重力の感覚
③ 呼吸に注意を向ける
・呼吸に関わる感覚を意識する(鼻を通る空気/空気の出入りによる胸・
お腹の上下/呼吸と呼吸の切れ目/それぞれの呼吸の深さ/吸う息と吐
く息の温度の違い…など)
・深呼吸や呼吸コントロールは不要(自然と呼吸がやってくるのを「待つ」
ような感覚で)
・呼吸に「1」「2」…「10」とラベリングするのも効果的(→104ページ)
④ 雑念が浮かんだら…
・雑念が浮かんだ事実に気づき、注意を呼吸に戻す(呼吸は「意識の錨
いかり
」)
・雑念は生じて当然なので、自分を責めない