「あっ、ぁ、あっうぅ、ぁ、んんぅあっ、んぁ、あ、んん、ぅ」
中はキツくて、締め付けて、動かしづらくて。
でもそれは、しゃむが俺を求めてくれてるからってわかるから、
俺はしゃむを気持ちよくしてあげたくて。
俺の腰はだんだんと早さを増してくる。
「み、みちゃ…ぁあ、や、っ、す、ぁすぅ…すきぃ…」
「し、しゃむ…、…ん、あ、いしてる…」
しゃむのTシャツがじれったくて、取り去って、強く強く抱きしめる。
「ぁ、あぁ、や、やば…、い、いちゃう……あ、あぁ…あああ」
「俺も…。…出しても…いいよね」
お互いに白濁を零しあって、快楽に浸る。
同じ場所で、
同じ時間で、
同じ空間で。
抱きしめあって、その時を迎える。
なんて幸せなことなんだろう。
「みーちゃん…」
ふわりと、名前を呼ばれた。
「なぁに?」
何と無く想像はつくけれど。
「…愛してる」
この言葉。
何度聞いても飽きなくて。
何度聞いても心地よくて。
この魔法の呪文が通じるのは俺たちだけなんだって。
そんなことを考えながら目を閉じる。
「俺だって」
“愛してる”
俺としゃむとの、魔法の言葉。
他の人には秘密の言葉。
しゃむと俺がこうやって愛し合ってることは誰も知らない秘密のこと。
だから、みんなも、今目にしたことは、絶対に内緒。だからね…?