第7話 ダンジョンでの出会い「なあライトの旦那〜。俺達にちょっとばかし稽古を付けてくれねえか?」「ん? 嫌だけど」「え〜そりゃねえぜライトの旦那。今の流れは絶対オーケーする所だろ」「いや、俺がお前らの面倒見る義理なんてないだろ。自分達のことだろ、自分達で何とかしろ。それにガイストがまだ怪我してるだろ」「それなら大丈夫です。ポーションを飲んだんで直に回復するかと·····」 別に稽古を付けるのは別に構わない。 だが俺には時間が無い。早く強くならなきゃいけないんだ。だがこいつらを放って置いたら時期に死ぬかもしれない。知り合ったばっかだが知人が死ぬのは胸糞悪い。「な、頼むよ〜ライトの旦那〜」「私からもお願いします!」「俺からも頼みます!」「·····はぁー。分かった。たがちょっとの間だけだぞ」 こうして俺に教え子のようなものが出来た。 何だかこいつらといるとペースが崩される。たが、たまにはこういうのも悪くないかもしれないな。 俺も一応冒険者だしな。