そうは言っても、
ではどのように具体化していけば良いか、
悩むかもしれません。
そこで登場するのが6W3Hです。
各項目を頭に置きながら、
自問自答していけばいいのです。
横軸に時間、縦軸にすべきこと(ToDoリスト)を
記入できる表を用意し、そこに答えを
次々書き出していけば、立派な計画の完成。
セミナー開催を例に挙げ、
考えてみましょう。
目標が「セミナー開催により○○人集客」とするなら、
誰がそれを担うのか(Who)、全て自分一人で進めるか、
あるいは協力者が必要か、という問いが出てくることでしょう。
いつ開催するか(When)、どこで行うか(Where)、
どのような内容にするか(What)、
といった問いも思いつくかと。
もし協力者を募るなら、
再び6W3Hを使って、
その先を考えます。
誰が適任か(Who)、いつお願いし、いつからいつまで協力してもらうか(When)、
どの部分をお願いするか(What)、どのように依頼したら引き受けてもらえるか(How)、
外部専門家の支援が必要なら、いくらかかるか(How much)。
こういった具合に次々自問し、
それに回答していくのです。
自分一人では回答を導けない場合も、では誰に聞けば良いか(Whom)、
いつ聞くか(When)、といったように、自分が納得できる計画を
描けるようになるまで、どんどん深掘りしていきます。
それら答えを上述したリストに記載すれば、
具体性ある計画になるという次第。
表にするのは、一覧性を高めると同時に、
計画の見える化を図るため。
例えば協力者を募る際も、表になっていれば、
「あなたにはこの部分をお願いしたい」と告げることで、
相手が状況を即座に理解可能となります。
上司もそういった形で報告を受ければ、
安心すると思いませんか。
「とにかく具体的に考える」、
計画における基本とは、たったそれだけ。