白木さんに言われ、反射で返事する。もうラ〇オン生活はやめようか。酵素パワーなんてなかった。 代わりに実りはあったが、なんか馬鹿らしいというか、あきれる結果というか。どうにも割り切れない。「……あ、そうだ、白木さん。さっきはごめんね」「さっき? ……あっ」 真っ赤でうつむく白木さん。うーん、さっきの大胆さは何だったのかわからん。 が、池谷にダメージは与えられたようだからいいか。あのくらいじゃまだ気が済まないけどな。「あ、い、いいえ、別にイヤじゃありませんでしたから……」 白木さんはそうはいうものの、なんとなく気まずさも残っている。「何か気分転換でもしたいところだな」 独り言のつもりでそうごちると。 白木さんが即座に反応してくる。「……み、緑川くん。ならば、少し早いかもしれませんが、今後の予定を話すために、わたしの家に、来ませんか? あの、いろいろ話したいこともあるし、あの、口裏を合わせなければならないこともあるし、あの、その……」 しどろもどろになりながら必死で誘ってくる白木さんがほほえましくて、無意識に二回頷いてしまう俺がここにいた。 ちょっとドキドキしていることは、ナイショにしとこう。