んー? なんだろう。肩がズシッと重いぞ。 窓の外からピチチと小鳥のさえずる鳴き声が聞こえており、カーテンをすり抜けて届く陽光は明るい。 そんなさわやかな朝だというのに、僕はというとベッドから身を起こした体勢のまま動けずに、身体の違和感を持っていた。 例えるとしたらお米の袋を肩に乗せられている感じかな。だるいとか熱っぽさは感じないんだけど、どうも変な感じがする。 そんな様子を見かねたのか、共に目覚めた少女はそっと手を伸ばすと僕の額に触れてきた。やはり熱は無いらしく、少女は手を離すと今度は怪訝な表情を浮かべる。そして僕の頭からつま先までジロジロと眺めてきた。