「これも、凄い召喚獣にゃ!」 ダンプで普通に走っているが――燃料を節約したければ、俺が動いてアイテムBOXから出し入れすれば、燃料の節約は可能。 橋の両端に土砂を下ろしたら、ユ○ボの排土板で均してスロープを作り、ダンプで踏み固める。 スロープには、シャングリ・ラで買った砂利を敷いて、耐久性を上げる事にした。 最後に、俺が川の真ん中へ入り、アイテムBOXから10mの丸太を出し橋を架ける。 後は板を張れば完成なのだが、丁度いい板がシャングリ・ラで売ってない。そこでアストランティアの材木屋を利用する事にした。 もう隠す必要もないので、堂々とオフロードバイクで、街まで乗り込む。魔法で動くドライジーネって言えば、丸め込めるわけだ。 アイテムBOXにバイクを収納すると、店員に声を掛ける。「板を探しているんだが。ちょっと、どんな種類があるか見せてもらえるかな?」「裏手へどうぞ」 白いエプロンのような作業着を着て、頭に布を巻いている男が相手をしてくれた。 屋根だけで壁がない倉庫のようなところに、所狭しといろんな木材が立てかけられてズラりと並んでいる。 収納と乾燥を一緒にやっているのだろう。元世界のホームセンターでもこんな光景を見た事があるかも。 そこで幅30㎝長さ約3mの分厚い板を購入する――1枚小銀貨2枚(1万円)だ。 商品の値段は、あまりシャングリ・ラと変わらないか? むしろ安いかもしれない。「何枚ぐらいご入用ですか?」「とりあえず、そこにある分を全部くれ」 そこで板を50枚程購入――金貨2枚と銀貨2枚だ。たまには街で買い物をして、金貨を還元しないと。 店員の話では、ここで大工の斡旋もしているようだが、プロを頼む程の事でもない。後は橋に板を打ち付けるだけだからな。 帰りに、プリムラの露店へ寄り、顔を出す。忙しそうなプリムラと対照的に、護衛のニャメナはすっかりと暇になってしまったようだ。 店の後ろで腕を組み、大きなあくびをしている。 マロウ商会の傘下になった事と、悪徳商人のソガラムを追放してしまったので、市場がすっかりと平和になってしまったのだ。