****** Result for Image/Page 15 ******いなのに」ほのお「《炎》の連中の目は揃いも揃って節穴だな。お前みたいな化け物、一目見ればすぐにわかる」「女の子に化け物って酷いなあ言葉ではそう言いつつも、ホムラの顔にも声にも不快さはない。むしろ楽しげである「ねえ、ホムラの強さがわかっているなら、降参しない?ホムラの子分にしてあげる」ニコニコとホムラは問、つ。自分と同じ「視える側」の人間だ。滅多にいないだけに、敵とは言え殺してしまうのは正直もったいない。ぜひとも飼いたいところである。おそ「くくつ、このフヴェズルングを子分にしてやると来たか。知らぬというのは恐ろしいものだな」「フヴェ:::なに?言いにくいからフヴェでいいよねー「:::ちつ、これだからガキは嫌なんだ」フヴェなんとかが、不快げに舌を打ち鳴らす。めったそろ****** Result for Image/Page 16 ******ちょっと名前を覚えられないぐらいで、随永といが狭い大人だと思った。「で、どうする?子分になるの?ならないの?」だれ「今さら、誰かの子分になる気はない。自分より弱い、物知らずのガキなんかの下になど、なおさらだ」「弱い?ホムラが?ふうん?おじさんは視えると思ったのになあ。その程度か」ホムラはその顔にありありと失望を浮かべて、嘆息するこのフヴェなんとかいうおじさんは確かにかなり強い。さきほど先程の太刀筋を見た感じ、ランと同等、いやそれ以上かしよせんだが、シバよりははるかに弱いし、所詮は自分の敵ではない。それがわからぬとは期待はすれもいいところである。とは言えそれでも、視える人間は貴重なことには変わりはない。「ちょっとばかし教育してあげる必要があるね」「ふん、こちらのセリフだ、ガキンチョ。大人の怖さというものを教えてやる。対価は貴様の命だがな」たんか啖呵を切り合い、睨み合う。次の瞬間ーにらこわ****** Result for Image/Page 17 ******金属と金属がぶつかり合う甲高い音が響き渡った。