年度別月別売上高推移グラフ
年度別の月商推移は、地震やO-157などの突発事項の発生がある場合は、前年対比は比較参考にならないために、最低でも3ヵ年の対比が必要となります。
但し、売上高には季節変動が伴い、左のグラフでも年度別が交錯して売上高の趨勢(傾向値)を的確に把握することが大変です。
そこで、季節変動を平準化し、趨勢を的確に把握するための移動平均推移グラフを用います。
売上高・客数・客単価移動平均推移グラフ
左のグラフは、売上高、客数、客単価の推移を、移動平均推移グラフにしたものです。売上高=客数×客単価のお互いの関係が、明確に把握できるとともに、どのような推移で変動してきたかが明確に把握できます。本来は、茶色の直線が巡航成長路線であり、茶色の直線と青い売上高移動平均推移に囲まれた部分は、販売チャンスロスとなります。これを金額に換算すると大きな損失となります。市場の変化を迅速かつ的確に把握し、変化の原因を分析し、低落傾向にある場合は、その原因を除去する対策が必要となります。
グラフをクリックすると詳細な説明があります。