ダンはふと「念力」のことが頭をよぎる。敵は念力で死体を操っているのだ!怪しい気配が充満する中でダンは思わずセブンに変身する。しかしその辺り一面に白い煙が立ち込め、セブンは小さくなった、いやさせられたのだ!そして死体の影たち(シャドウマン)はコップで、小さくしたセブンを覆ってしまうと、なぜか身動きができないセブン。それを確認して影たちは去っていく。セブンはエメリウム光線で火災を起こしてサイレンで皆を集め、誰かがコップをひっくり返したどさくさにまぎれてダンに戻る。
セブンはとっさの機転で皆を呼び寄せたつもりだったのでしょうが、隊員が皆作戦室を空けてしまうことは計算外だったのでしょうか・・・。その間に影たちは通信隊員らを襲い、テープを伝送してしまったようです。しかし、そのおかげで周波数から敵の所在地をつきとめ、宇宙から遠隔操作していたことがわかります。何というケガの功名・・・?
ウルトラ警備隊は遠隔操作の発信源をつきとめ、宇宙に向かいます。円盤との格闘・・・やはり犯人は宇宙人のようですが、姿も見せなければ名前も不詳です。そうそう、追いかけたセブンは宇宙空間でまたしてもコップのようなものに閉じこめられてしまいます。姿なき敵にここまで苦しめられようとは・・・。
何ともいえない和風ゾンビを見せられたような陰湿なドラマでしたが、最後も何だかすっきりしないエンディングです。ひょっこり無事に現れたダンは隊長らに「こいつゥ~」とこづかれながらも鳴り出した電話に出ておどけた表情。せめて少しなごませようということなのでしょうか。
侵略者
?(謎の宇宙人と思われる)
侵略目的
防衛軍の機密書類を奪う
侵略方法
地球上の死体を遠隔操作して書類を奪取させる
侵略アイテム
死体(シャドウマン) テレキネシス 円盤群
防衛軍の対策
厳重な警戒網もかなわず 宇宙まで奪還に向かう