静止視力と動体視力について下の文を読んで各質問に答えなさい。静止した状態で静止したものを見るときの視力を「静止視力」といいます。個人差はありますが、おおむね40歳以降になると老眼で近くのものが見えにくくなり、60歳以降ではさほど進行しなくなります。遠くを見る車の運転では大きな障害になりませんが、運転席にある各種メーター類の表示やカーナビの画面を見るときなどには見えにくくなることがあります。しかし、静止視力は遠近両用メガネを活用するなどして解消することができます。一方、動きながら物(人)を見たり、動いている物(人)を見たりする場合の「動体視力」は、迅速な水晶体(目のレンズ)の調整を必要とするため、年齢とともに急速に低下していきます。動体視力の低下はメガネ等によって矯正できないこめ、速度を落としたり、長時間の運転を控えたりするなご運転方法によって補う工夫が必要になります。