考課者は、部下の考課が自己にとって重要な職務であることを認識し、常に人格と資質の向上に努めるとともに、部下の能力を十分に発揮させるよう万全の処置を講じなければならない。2. 考課を公平かつ公正に行うために、考課者は特に次の点に留意しなければならない。(1) 私情を拭い去り、厳正・公平な観点から考課すること。(2) 被考課者が日常担当する職務を実際に観察・指導することにより得た事実を基に、的確に判断し考課すること。(3) 属人的要因(学歴、年齢、勤続、性別)に左右されることなく、職務に関わる事実に基づいて考課すること。(4) 考課対象期間外における事実については考課しないこと。