「やあ、見つかっちゃったね。仕方ない、イブにも秘密会議に加わってもらおうか。ただし秘密は絶対に守ること」「え、ひみつかいぎ? うっそ、超楽しそう! あたしも入れて入れてー!」 何やら楽しげな響きにダークエルフは反応し、すぐさまテーブルへと駆け出した。まるで一大イベントを迎えたように。 とはいえこれは映画やアニメを楽しむ物ではなく、いかに強大な敵国を相手に立ち回るかという命がけの特殊任務なのだが……まあ、彼女にとってはどちらも変わりないようだ。 椅子に腰掛けると隣にも赤ん坊を抱いたマリアーベルがおり、ぬくい思いをしている2人は少しばかりだらしない笑みを浮かべた。