女の仕事が増えた社会に適応して一部の女は変身し、結婚しても仕事をやめないことにしました。共ばたらきです。けれども、相棒である男が、変身しないで、育児、家事、身のまわりの世話を妻にまかせるので、妻は主婦をやめられません。兼業主婦です。
時代が変わってきたのに、男が変わってくれないので、外で働く女は、三重の苦しみをうけねばならなくなりました。
母として子どもを育てる重荷、妻として夫の世話をする重荷、男とならんで仕事をする重荷の三つです。
昔から下積みの苦労によく耐えてきた日本の女の中には、男の変身してくれないところを、超人的にカバーしている人もあります。