そうは言ってない。だが、このような本がある以上、何かしらの関わりがあったのかもしれない。あり得ない!父さんは…ヘンドリクセンを倒すために戦って…そして死んだんだ…それが事実だ…!そのとおりだ、グリアモール。そして俺たちは…その事実を確認するために旅に出るんだ。一つずつ調べていこう。事実がなんであろうが…父さんは…父さんは…!おい、グリアモール。いい加減、そうやって父さん父さん言っててもしょうがねえだろ?なんだと!?…おい、静かに…!。――出発する時にも言ったが、このあたりは…ギャハハハハ!オレたちは…〈[RB]黄昏牛[/RB][rb]ダスクバイソン[/rb]の角〉!そう。ちょうどあんな感じの〈[RB]黄昏牛[/RB][rb]ダスクバイソン[/rb]の角〉とかいう蛮族の集団が…。我々に断りなく、ここを通ることは許さん!…あんな感じのことを言ってくるという噂を耳にしたから…できるだけ静かに通り抜けようと…思っていたんだがな。ただの強盗だ。倒して行けばいい。グリアモールの言う通りだ。俺たちは聖騎士だからな。ああいう手合いは、始末しておかないとな。意見が合ったな、ハウザー。よし、いくぞ!おうよ!きやがれ!ダスク…なんとか!まったく…。真実はいつ探しに行けるのやら。